T-patioの歴史
当会は23年前(1997)「トーハン総研」主催による「シニアのための超入門パソコン教室」から端を発しています。理事長・志村永一 校長・稲葉通雄 事務局長・渡邉 忠に加え、プロ講師・イチゴ先生の布陣で開校しました。第一期10名で始まり、第12期まで実施、119名の卒業生が誕生しました。「T-patio」はそんな卒業生から構成されたユニークな会です。
今は当たり前になりましたが、当時はパソコンの機器も無く、買い求める事から教わり、オッカナビックリしながら始めました。文藝春秋・田中健五(ふみはる)氏などは、質問ばかりで先生達を困らせた、というような愉快な逸話もあります。 「T-patio」の会は、会員同士が実名ではなく「ハンドル名」で呼び合うことも教わりましたが、今や実名の方が出てこない時もあります!? その後、卒業生の懇親会の機運が生まれ、第一期生の主婦と生活社 松本篤朗(与作・故人)氏が主に音頭をとり、「月例サロン」の会が誕生します。初代会長・志村永一氏。それからパソコン技術を基本に集い、新年会、納涼会、忘年会、そして「観桜会」「スリーデーマーチ参加」「奈良の旅」などなどの行事が恒例化してゆきます。お亡くなりになったり脱会者も出るようになりましたが、稲葉通雄氏の「業界のPC好きに門戸を解放しよう」の一声で大阪屋や日販の方も参加されるようになりました。 そうした状況から10年前に発生したのが「あんでぱんだん展」です。ご存知のように「なんでも自由闊達に表現を楽しもう」という趣旨の展覧会です。 プロ級〈ごく少数〉から中、高、の文化祭クラスまで恥じらいも無く続けてまいりましたが、毎回、業界、知人、友人、ご家族の方々が500~600人近く楽しみに来て下さるような会になりました。 ひとえに皆々様の暖かいエールのお蔭とあらためて感謝申し上げます。 |
令和2年11月10日 現・会 長 和田 肇(江の田)